奥入瀬渓流の紅葉2025の周辺ホテルを紹介！見頃時期の解説や穴場スポットまで

青森県を代表する絶景スポット、奥入瀬渓流の紅葉シーズンが今年もやってきます。

2025年の見頃は10月下旬で、特に10月中旬から11月上旬にかけて美しい紅葉が楽しめます♪

紅葉シーズンは混雑が予想されるため、早朝到着や平日訪問がおすすめです。

この記事では、駐車場情報からアクセス方法、穴場スポットまで、奥入瀬渓流の紅葉を最大限楽しむための情報を詳しくお届けします！

奥入瀬渓流の紅葉2025の基本情報

奥入瀬渓流は、一度は訪れたい日本屈指の紅葉名所です。まずは基本情報をしっかり押さえておきましょう。

青森県十和田市に位置する奥入瀬渓流は、十和田湖から流れ出る唯一の河川で、全長約14kmにわたって美しい景観が続いています。

十和田八幡平国立公園の一部として「日本の貴重なコケの森」にも選定されており、約100種類もの樹木が織りなす紅葉の景色は圧巻ですよ♪

奥入瀬渓流の特徴

渓流沿いには大小さまざまな滝や清らかな流れ、苔むした岩々が点在し、まさに自然の芸術作品。

遊歩道が整備されており、車道と並行して歩くことができるため、手を伸ばせばすぐ手が届くところに美しい渓流や苔むした岩、滝などがあります。

項目	詳細
所在地	〒034-0301 青森県十和田市奥瀬
入場料	無料
開放時間	見学自由（24時間）
紅葉する樹木	ブナ、ミズナラ、トチ、カツラ、カエデ、イタヤカエデ、ハウチワカエデなど
渓流の長さ	約14km
散策所要時間	全行程徒歩で約4～5時間

四季折々の魅力

奥入瀬渓流は一年を通して訪れる価値がありますが、特に人気なのが新緑の5月中旬～6月中旬と、紅葉の10月中旬～下旬です。夏は涼を求める観光客で賑わい、冬は雪景色が美しく、時には氷瀑も見られます。それぞれの季節で全く異なる表情を見せてくれるんです。

紅葉シーズンは特に混雑しますが、それだけの価値がある絶景が待っています。公式サイトでは最新情報やイベント情報を確認できるので、訪問前にチェックしておくと安心です♪

奥入瀬渓流エコツーリズムプロジェクト公式サイト

奥入瀬渓流の紅葉2025の見頃時期を詳しく解説

紅葉狩りで最も重要なのが、ベストタイミングを逃さないこと。奥入瀬渓流の見頃時期を詳しく解説します。

2025年の奥入瀬渓流の紅葉見頃は、例年通り10月下旬と予想されています。

日本気象協会の予測によれば、10月中旬から色づき始め、11月上旬まで楽しめるとのことです♪

紅葉の進行スケジュール

奥入瀬渓流の紅葉は上流から下流へと順番に色づいていくのが特徴。十和田湖に近い上流部分（子ノ口付近）では10月中旬から紅葉が始まり、下流の焼山付近では11月上旬頃まで楽しめます。

約2週間にわたって場所を変えながら紅葉狩りができるというのは、奥入瀬渓流ならではの魅力ですね。

時間帯別の美しさ

紅葉は時間帯によって表情が大きく変わります。それぞれの時間帯の特徴を知っておくと、より深く楽しめますよ。

早朝（6:00～8:00）

朝靄に木漏れ日が差し込む幻想的な景色が見られる時間帯です。人も少なく、静寂の中で渓流の音と紅葉を独り占めできます。特に10月下旬の冷え込んだ朝は、川霧が立ち込めて神秘的な雰囲気に包まれることも。早起きする価値は十分にあります！

日中（10:00～14:00）

太陽の光が葉を照らし、鮮やかな赤や黄色が一層映える時間帯。写真撮影には最適で、青空をバックにした紅葉は格別の美しさです。ただし、この時間帯は観光客も多く、人気スポットでは撮影待ちの列ができることもあります。

夕方（15:00～17:00）

西日に照らされる紅葉は、昼間とはまた違った表情を見せてくれます。オレンジ色の光が葉に反射して、温かみのある色合いに変化するんです。夕暮れ時の静かな雰囲気の中での散策も、とても贅沢な時間ですよ♪

天候と紅葉の関係

寒暖差が大きい年ほど紅葉は鮮やかに色づく傾向があります。2025年の気温変化に注目ですね。また、晴天が続くと色づきが進みやすく、逆に曇りや雨の日が多いと色づきが遅れることがあります。

ウェザーニュースや各種天気予報サイトでは、紅葉の色づき状況をリアルタイムで更新していますので、こまめにチェックすると良いでしょう。

奥入瀬渓流の紅葉2025の周辺おすすめホテルを3か所

せっかく奥入瀬渓流を訪れるなら、近隣のホテルに宿泊して朝夕の景色も楽しみたいですね。厳選した3つのホテルをご紹介します。

早朝の静寂な渓流散策や、夜の星空観賞なども楽しめる周辺ホテル。紅葉シーズンは予約が取りづらくなるため、できるだけ早めの予約がポイントです♪

周辺おすすめホテル①奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート

渓流沿いに佇む唯一のリゾートホテルで、奥入瀬渓流の紅葉を最も身近に感じられる宿です。

ホテルから直接遊歩道にアクセスできるという最高の立地が魅力。朝食前に渓流散策に出かけたり、夕食後に星空を眺めたりと、宿泊者だけの特別な時間を過ごせます。

渓流を眺めながら入れる「渓流露天風呂」は格別です。紅葉に包まれた渓流を眺めながらの温泉は、まさに至福のひととき。

青森りんごを味わうビュッフェも大好評で、地元食材をふんだんに使った料理が並びます。また、厳選ワインと共に楽しむフレンチレストランもあり、特別な日のディナーにもぴったり。

何度予約とキャンセルを繰り返したか（コロナで）やっっっと泊まれた奥入瀬渓流ホテル

岡本太郎の暖炉でゆっくり過ごしたいという夢を叶えた pic.twitter.com/YedImflGZz

— AYANO KA (@ayeahyeahyeah) March 17, 2025

ラグジュアリーな滞在を求める方には、間違いなくおすすめの宿です。ただし料金は高めなので、特別な旅行の際に選びたいですね。

周辺おすすめホテル②野の花 焼山荘

アットホームな雰囲気とコストパフォーマンスの高さが魅力の温泉宿です。

こぢんまりとした宿ですが、その分きめ細やかなサービスが受けられます。じゃらんネットの口コミ評価4.7という高評価が、その居心地の良さを物語っていますね♪

源泉かけ流しの天然温泉がまず素晴らしい。地元の旬の食材を使った心温まる料理は、どこか懐かしい家庭的な味わい。派手さはありませんが、だからこそホッとできる空間なんです。焼山駐車場から近く、アクセスも便利なのも嬉しいポイント。

女将さんの温かいおもてなしに、リピーターとなるお客さんも多いとか。大規模なホテルにはない、人の温もりを感じられる宿です。

土日を使って冬のあおたびキャンペーンを使って十和田市にある野の花焼山荘へお泊りしてきました(⸝⸝ᵕᴗᵕ⸝⸝)
お夕飯も朝食も温泉も最高！⟡˖·
従業員の方たちもホントに良くしてくれて気持ちよく過ごすことができました…˖⁺✦#あおたびキャンペーン#十和田市#野の花焼山荘#温泉 pic.twitter.com/PjhNgalSdl

— ぴぴぱぶ☆ (@tGkK4ncLeS2QpmJ) March 2, 2025

コストを抑えながらも質の高い宿泊体験を求める方におすすめ。家族経営ならではの温かさが、旅の良い思い出になるはずです。

周辺おすすめホテル③蔦温泉旅館 ‐足元から源泉湧出の自噴温泉‐

全国でも珍しい「足元湧出泉」が体験できる、歴史ある温泉旅館です。

奥入瀬渓流から車で約15分、蔦沼からすぐの場所に位置します。蔦沼の紅葉を早朝に訪れたい方には特におすすめの宿なんです。

最大の特徴は、浴槽の底から温泉が湧き出る「久安の湯」。足元から新鮮な温泉が湧き出る感覚は、他では味わえない特別な体験です。秋田杉をふんだんに使った趣ある建物も風情があり、まるでタイムスリップしたかのよう。

ブナの森に囲まれた静かな環境で、地元食材を活かした季節の料理が楽しめます。蔦沼まで徒歩5分という立地は、朝一番の「水鏡」の絶景を独り占めできる大きなメリット。蔦沼の朝焼けを撮影したいカメラマンにも人気の宿です♪

峰温泉の花舞竹ノ庄は伊豆半島東部の小さな温泉地に建つ木造旅館で、戦前期に東京にあった旅館の部材を流用した贅を尽くした建物と、窓辺に蔦が絡んだ２階の温泉の寂静たる雰囲気がつよつよの宿である。外から見た時の蔦が這う姿と、内部の豪奢さ、そして浴場の穏やかさのギャップがとてもとても良い。 pic.twitter.com/gXJLm8n2zg

— 道民の人@『日本遠国紀行』(笠間書院) 10/28全国書店発売予定！ (@North_ern2) May 3, 2024

一休.comやじゃらんnetなどの予約サイトで口コミ評価も高く、満足度の高い宿。温泉好きにはたまらない宿です。

奥入瀬渓流の紅葉2025の穴場スポットを3か所

有名な銚子大滝や阿修羅の流れも素晴らしいですが、少し足を伸ばせば混雑を避けられる穴場もあります。知る人ぞ知る絶景スポットをご紹介しましょう。

人混みを避けてゆっくり紅葉を楽しみたい方には、これからご紹介する3つのスポットがおすすめです♪

穴場スポット①三乱の流れ（さみだれのながれ）

滑らかな水の流れと紅葉の樹林が美しいコラボレーションを見せる、隠れた名所です。

糸を引くように美しく流れる透明度の高い水が特徴。生命力あふれる森に囲まれた静かな環境で、メジャースポットに比べて人が少ないのが最大の魅力です。

石ヶ戸休憩所から徒歩約15分の場所にあり、遊歩道を歩いていると突然視界が開けて美しい流れが現れます。その瞬間の感動は格別ですよ。水面に映る紅葉も撮影できるため、カメラ好きにはたまらないスポット。

駐車スペースが限られているため、路肩に停める観光客もいますが、安全のため指定の駐車場を利用しましょう。写真撮影には午前中の柔らかい光がおすすめです。朝の光が水面に反射する様子は、本当に美しいんです！

メジャースポットとは違う、静かな紅葉鑑賞ができるのが三乱の流れの魅力。人混みに疲れたら、ぜひ訪れてみてください。

穴場スポット②蔦沼（つたぬま）

水鏡に映る紅葉が絶景の、知る人ぞ知る撮影スポットです。

奥入瀬渓流から車で約15分の場所にあり、早朝の「朝焼けと紅葉の水鏡」は息をのむ美しさ。奥入瀬渓流よりもやや早く紅葉が見頃を迎えるため、10月中旬～下旬がベストタイミングです。

朝6時頃の空が赤く染まる時間帯が最も美しいと言われています。この時間は「蔦沼の朝焼け」として有名で、静かな沼に映る真っ赤な紅葉と朝焼けのコントラストは一生の思い出になるはず。プロのカメラマンも訪れる撮影スポットなんです♪

蔦七沼めぐりで複数の沼を散策できるのも魅力。全長2.9km、約90分のコースで、それぞれ異なる表情を見せる沼を楽しめます。

紅葉シーズンの早朝は大変混雑します。蔦温泉旅館の駐車場を利用し、徒歩5分ほどで蔦沼に到着。日の出前から多くのカメラマンが三脚を立てているので、マナーを守って撮影を楽しみましょう。

早起きは三文の徳とはまさにこのこと。朝の蔦沼は、早起きした人だけが見られる特別な景色です。

穴場スポット③石ヶ戸の瀬（いしげとのせ）

苔と紅葉の色の対比が美しい、初心者でもアクセスしやすいスポットです。

奥入瀬渓流の中でも特に「緑と赤」のコントラストが美しい場所。苔むした岩と紅葉した樹木が織りなす景色は、まるで絵画のような美しさです。

石ヶ戸休憩所がすぐ近くにあり、トイレや売店もあるため、小さなお子様連れのファミリーにもおすすめ。比較的広い空間で、ゆったり鑑賞できるのも嬉しいポイントですね。

渓流沿いの遊歩道を歩いていると、緑の苔が美しい岩々と紅葉した樹木が次々と現れます。レンタサイクルを利用すれば、効率よく複数のスポットを回ることも可能ですよ♪

アクセスの良さと施設の充実度で、ファミリーにも優しいスポット。気軽に立ち寄れるのが石ヶ戸の瀬の魅力です。

奥入瀬渓流の紅葉2025の駐車場を詳しく解説

車で訪れる方にとって、駐車場情報は最重要項目。紅葉シーズンの混雑状況も含めて詳しく解説します。

奥入瀬渓流を訪れる際、駐車場選びで旅の快適さが大きく変わります。事前にしっかり確認しておきましょう♪

主要駐車場の詳細

奥入瀬渓流周辺には、大きく分けて2つの主要駐車場があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

1. 焼山駐車場（奥入瀬渓流温泉スキー場前駐車場）

下流側の拠点となる無料駐車場です。

項目	詳細
駐車台数	約250台（1・2・3の3箇所合計）
料金	無料
住所	青森県十和田市法量焼山
トイレ	あり
利用時間	24時間
周辺施設	奥入瀬渓流館、レンタサイクル貸出所

複数の区画に分かれており、合計で250台ほど停められますが、紅葉シーズンの週末は午前9時頃には満車になることも。ここからシャトルバスに乗り換えるか、遊歩道を歩いて渓流散策を始めることができます。

奥入瀬渓流館も近くにあり、情報収集やトイレ休憩に便利です。レンタサイクルの貸出もここで行っているため、自転車で散策したい方はこちらを利用すると良いですね。

無料という点は魅力ですが、その分混雑も激しいので早めの到着が肝心です。

2. 休屋駐車場（子ノ口駐車場）

上流側の大型有料駐車場です。

項目	詳細
駐車台数	約640台
料金	有料（1日500円程度、時期により変動）
住所	青森県十和田市奥瀬
トイレ	あり
利用時間	24時間
周辺施設	十和田湖遊覧船乗り場、土産物店

奥入瀬渓流の上流側（十和田湖側）に位置する大型駐車場。十和田湖観光の拠点にもなり、遊覧船乗り場も近くにあります♪

有料ですが収容台数が多く、比較的停めやすいのが特徴。ただし、紅葉シーズンの休日は午前中に満車になることもあるので、やはり早めの到着がおすすめです。

料金を払ってでも確実に停めたい方や、十和田湖観光も一緒に楽しみたい方にはこちらがおすすめです。

紅葉シーズンの混雑状況

時間帯や曜日によって混雑状況は大きく変わります。

時間帯	平日	土日祝日
早朝（6:00～8:00）	○ 余裕あり	△ やや混雑
午前（8:00～11:00）	△ やや混雑	× 満車の可能性大
昼（11:00～15:00）	× 満車に近い	× 満車
夕方（15:00～18:00）	△ やや空いてくる	△ やや空いてくる

特に10月最終週のマイカー規制期間中は、両駐車場とも早朝から混雑します。

平日でも午前9時頃には満車になることがあるため、午前7時までの到着を目指すのが賢明ですね。

駐車場からのアクセス

駐車場に停めた後の移動方法も確認しておきましょう。

• 焼山駐車場から奥入瀬渓流館まで：徒歩約5分
• 休屋駐車場から子ノ口バス停まで：徒歩すぐ
• 駐車場間の移動：車で約30分、シャトルバス利用可能

マイカー規制期間中は、両駐車場を結ぶシャトルバス（有料）が運行されます。片道1,500円で1日フリーパスとして利用できるため、何度も乗り降りする方はお得です♪

駐車場利用のポイント

快適な紅葉狩りのために、これらのポイントを押さえておきましょう。

早朝到着が鉄則: 午前7時前の到着を目指すことで、確実に駐車できます。早朝の静かな渓流も楽しめて一石二鳥ですよ。

平日狙い: 可能なら平日訪問で混雑回避。特に月曜日や金曜日は比較的空いている傾向があります。

マイカー規制期間の確認: 2025年は10月27日～11月2日。この期間は特に計画的な行動が必要です。

シャトルバス利用: 規制期間中は素直にシャトルバス利用が便利。運転の疲れもなく、車窓からの景色も楽しめます。

周辺駐車場も視野に: 満車の場合は蔦温泉周辺の駐車場も検討。そこから蔦沼を散策してから奥入瀬渓流へ移動する手もあります。

奥入瀬渓流の紅葉2025の交通規制情報を詳しく解説

マイカー規制は紅葉シーズンの奥入瀬渓流を訪れる上で、絶対に知っておくべき情報です。しっかり把握しておきましょう。

奥入瀬渓流では、自然環境保全と渋滞解消を目的として、毎年紅葉シーズンにマイカー交通規制が実施されています。2025年は例年より1ヶ月前倒しでの実施となるため、特に注意が必要です！

2025年マイカー交通規制の概要

まず、基本的な規制内容を確認しましょう。

曜日	規制時間
平日（月～金）	10:00～16:00
土日	終日（24時間）

この期間中、一般車両は規制区間への乗り入れができません。2025年は「国民スポーツ大会（国スポ）」の開催に合わせて、例年より1ヶ月前倒しでの実施となっているんです。

通行可能な車両

すべての車両が規制されるわけではありません。以下の車両は通行可能です。

• 観光バス（ツアーバスなど）
• タクシー
• 大型車両（トラックなど）
• 歩行困難者使用車両（要事前申請）
• 地元住民車両

重要な注意点: 自動二輪（バイク）、原付バイク、電動キックボードなども規制対象となります。バイクツーリングを計画している方は特に注意してくださいね♪

シャトルバスの運行情報

マイカー規制期間中の強い味方が、シャトルバスです。

運行区間: 奥入瀬渓流温泉スキー場前駐車場 ⇔ 休屋駐車場

券種	料金	特徴
片道券	1,500円	片道のみ利用
1日フリーパス	1,500円	1日何度でも乗り降り自由

実質、フリーパスを買った方がお得ですね。渓流沿いの主要スポットに停車するため、効率よく観光できます。

シャトルバスは渓流沿いの主要スポット（銚子大滝、阿修羅の流れ、石ヶ戸など）に停車するため、効率よく観光できるのがメリット。

徒歩だと4～5時間かかる全行程も、バスを利用すれば体力を温存しながら見どころを押さえられます♪

迂回路について

どうしても車で十和田湖方面へ行きたい場合の迂回ルートもあります。

ただし、迂回路も紅葉シーズンは混雑するため、通常よりも時間がかかります。余裕を持った行程を組むことが大切ですね。

規制期間外の混雑状況

マイカー規制が実施されない日でも、油断は禁物です。

規制期間外でも、渋滞を避けるなら早朝（7:00前）か夕方（16:00以降）の訪問がおすすめ。日中の混雑時は、渓流沿いの道路が駐車場代わりになってしまうこともあるんです。

交通規制期間中の楽しみ方

車の通行が制限されることで、実は歩行者にとっては絶好のチャンスなんです。

マイカー規制のメリット

排気ガスや騒音がなく、静かに自然を楽しめるのが最大のメリット。車を気にせず遊歩道を歩けるため、写真撮影もゆっくりできます。「奥入瀬渓流エコロードフェスタ」などのイベントも開催されることがあり、車両通行のない渓流でゆったりと歩きながら紅葉を楽しめる貴重な機会なんです♪

マイカー規制は不便に感じるかもしれませんが、自然環境を守りながら快適に紅葉を楽しむための取り組み。シャトルバスやレンタサイクルを上手に活用して、秋の奥入瀬渓流を満喫しましょう。

奥入瀬渓流の紅葉2025のアクセス方法を詳しく解説

最後に、奥入瀬渓流へのアクセス方法を公共交通機関と車、それぞれ詳しく解説します。

青森県の内陸部に位置する奥入瀬渓流。アクセス方法をしっかり確認して、スムーズな旅を楽しみましょう♪

公共交通機関でのアクセス

遠方から訪れる方や、運転の疲れを避けたい方には公共交通機関がおすすめです。

新幹線利用の場合

①八戸駅経由ルート（最もおすすめ）

東京駅から八戸駅まで東北新幹線「はやぶさ」で約3時間。八戸駅からJRバス「おいらせ号」に乗車し、焼山バス停まで約1時間20分です。運賃は約2,000円。

このルートが最も所要時間が短く、バス運賃も安いため、コストパフォーマンスが良いですね。

②新青森駅経由ルート

東京駅から新青森駅まで東北新幹線「はやぶさ」で約3時間20分。新青森駅からJRバス「おいらせ号」に乗車し、焼山バス停まで約2時間です。運賃は約2,800円。

新青森駅は青森駅も経由するため、青森市内観光を組み合わせたい方にはこちらのルートが便利です。

③七戸十和田駅経由ルート

東京駅から七戸十和田駅まで東北新幹線「はやぶさ」で約3時間10分。七戸十和田駅から十和田観光電鉄バスで焼山バス停へ約1時間。

七戸十和田駅は奥入瀬渓流に最も近い新幹線駅ですが、バスの本数が少ないため事前に時刻表を確認する必要があります。

飛行機利用の場合

青森空港経由

羽田空港から青森空港まで約1時間20分。青森空港から青森駅までリムジンバスで約35分。青森駅からJRバス「おいらせ号」で焼山へ約2時間。

時間に余裕がある方や、青森市内観光も楽しみたい方に向いています。

三沢空港経由

羽田空港から三沢空港まで約1時間15分。三沢空港から三沢駅まで連絡バスで約15分。三沢駅から十和田観光電鉄バスで焼山へ約1時間30分。

こちらは便数が限られているため、事前のスケジュール確認が必須です。

バスの時刻表と予約

JRバス東北「おいらせ号」「みずうみ号」の時刻表は、JRバス東北公式サイトで確認できます。

紅葉シーズンは満席になることもあるため、事前予約がおすすめ。特に週末や連休は早めの予約が肝心です♪

車でのアクセス

マイカーやレンタカーでの訪問は、自由度が高く便利です。

主要都市からの所要時間

出発地	経由IC	所要時間	距離	備考
東京方面	十和田IC	約6時間30分	約650km	途中休憩含む
仙台方面	十和田IC	約4時間	約320km	東北道利用
盛岡方面	安代IC	約2時間	約100km	国道103号経由
青森市内	–	約1時間30分	約80km	国道103号利用
八戸市内	–	約1時間	約60km	国道45・102号経由

詳細ルート

東京方面から

東北自動車道を北上し、十和田ICで降ります。国道103号を十和田湖方面へ進み、焼山まで約20分。休憩を含めて約6時間30分の行程です。

仙台方面から

東北自動車道を北上し、十和田ICで降りて国道103号経由で焼山へ。約4時間の快適なドライブです。

青森市内から

国道103号を十和田湖方面へ南下。焼山まで約1時間30分。途中、八甲田山の景色も楽しめます♪

八戸市内から

国道45号・102号経由で焼山まで約1時間。最も近い都市からのアクセスです。

カーナビ設定

スムーズに到着するためのカーナビ設定先です。

焼山側（下流側）

• 施設名:「奥入瀬渓流館」または「焼山駐車場」
• 住所: 青森県十和田市奥瀬栃久保183

子ノ口側（上流側）

• 施設名:「休屋駐車場」
• 住所: 青森県十和田市奥瀬

レンタサイクルの活用

渓流沿いをサイクリングで楽しむのもおすすめです。

レンタサイクル情報

項目	詳細
貸出場所	奥入瀬渓流館（焼山）、石ヶ戸休憩所、子ノ口
基本料金	1,000円～1,500円（4時間）
電動アシスト	1,500円（4時間）
延長料金	30分ごとに300円
営業時間	9:00～16:30（11月は16:00まで）

自転車なら、徒歩よりも短時間で多くのスポットを回れます。片道約14kmの全行程を効率よく見て回りたい方にぴったり。ただし、紅葉シーズンは混雑するため、早めの到着がおすすめです♪

アクセスのポイント

快適な旅のために、これらのポイントを押さえておきましょう。

公共交通機関を利用する場合は、帰りのバス時刻も事前に確認しておきましょう。最終便を逃すと大変ですからね。車の場合は、紅葉シーズンの渋滞を考慮して、余裕を持った行程を組むことが重要です。

おすすめのアクセス方法まとめ

一番おすすめ: 八戸駅経由+JRバス（新幹線の所要時間とバス料金のバランスが良い）

時間重視なら: 青森空港+レンタカー（飛行機で時間短縮、レンタカーで自由度アップ）

のんびり派には: 新青森駅経由+宿泊（青森市内観光も楽しめ、翌朝早くから渓流散策可能）

まとめ

奥入瀬渓流の紅葉2025を最大限楽しむための情報をお届けしました。最後に重要なポイントをまとめます。

2025年の奥入瀬渓流紅葉は10月下旬が見頃のピーク。

全長約14kmの渓流沿いには、銚子大滝、阿修羅の流れ、三乱の流れなど絶景ポイントが点在し、約100種類の樹木が織りなす紅葉は圧巻です♪

シャトルバスやレンタサイクルを上手に活用して、日本屈指の紅葉名所、奥入瀬渓流の秋を存分に楽しんでください。

早朝の静寂な渓流、昼間の鮮やかな紅葉、夕暮れの温かい光と、時間帯によって異なる表情を見せる奥入瀬渓流。一度訪れたら、必ずまた来たくなる魅力がそこにあります。

事前の計画と準備をしっかりして、最高の紅葉狩りを♪最後までお読みいただきありがとうございました。